ADK、14年12月期決算 広告出稿増加等で増収増益

株式会社アサツー ディ・ケイは2月13日、2014年12月期(2014年1月1日~2014年12月31日)の業績を発表した。

【連結経営成績】
売上高   :3529億8400万円(前年同期比 3.0%増)
営業利益  :40億9700万円( 同 196.2%増)
経常利益  :72億5100万円( 同 67.6%増)
当期純利益 :36億9600万円( 同 7.8%増)

具体的に消費者を動かす「コンシューマー・アクティベーション・カンパニー」への転換を目指す「VISION 2020」を掲げ、ソリューション基盤の整備や収益管理体制の厳格化、国内外のグループ会社との連携強化などに注力。連結売上高を前年同期比3.0%増加させた。これに受取配当金をはじめとした営業外収益33億5500万円および営業外費用2億100万円を計上した結果、経常利益は67.6%と大幅に増加した。一方で、投資有価証券売却益などの特別利益12億8400万円、事務所移転費用などの特別損失21億200万円を計上した結果、最終的な当期純利益は前年同期比7.8%増に納まった。
広告業については、外部顧客への売上高は3482億7300万円で前年同期比3.0%増、セグメント利益は44億6500万円で前年同期比97.5%増となった。広告出稿が増加するとともに、制作子会社が伸長したこと、さらにはデジタル子会社の貢献により、増収増益となった。