DAC、売上16%増も開発投資など圧迫し利益減 13年3月期

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社は5月8日、2013年3月期(2012年4月1日~2013年3月31日)の連結業績を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高   :963億1900万円(前年同期比 16.3%増)
営業利益  :16億5800万円( 同 25.8%減)
経常利益  :17億0400万円( 同 25.7%減)
当期純利益 :8億0400万円( 同 41.3%減)

主力のディスプレイ広告に加え、成長が続く検索連動広告やスマートデバイス広告、RTB広告の販売拡大に努めると同時に、新たな事業分野へ対応するための体制整備や自動広告取引プラットフォーム等への開発投資を積極的に行い、売上高は前年同期比16.3%増と増収にしたが、利益は伸び悩み、営業利益が前年同期比25.8%減、経常利益が前年同期比25.7%減となり、最終的に純利益は前年同期比41.3%減と、前年の利益水準を下回る結果となっている。