DAC、ALBERTを関連会社化

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下 DAC)は、株式会社ALBERT(以下 ALBERT)の株式を追加取得し、11月30日付で同社を新たにDACの持分法適用関連会社にすると発表した。
DACは2011年9月にALBERTへ資本参加し、同社とWebサイトの解析、レコメンド広告などの分野において協業してきたが、今回のDACによる関連会社化により、両社の協力関係をより強固なものとし、ビッグデータを中心とした最先端のマーケティングソリューション分野に関して、より戦略的な協業を強化していく。

ネットマーケティングが対象とするデータは、Webサイトやソーシャルメディアなどのインターネット上でのユーザー行動の履歴情報のみならず、ユーザーの属性情報や関心事項、リアルでの消費行動など多岐に渡っており、取り扱うべきデータ量は莫大となる。更に今後、スマートフォンやタブレットなど、ユーザー行動との結びつきが強いモバイルデバイスの普及・進化や、あらゆるものがデジタルでつながる社会の到来により、これらのデータ量は飛躍的に増大するものと考えられる。

DACは、こうした社会環境の変化を見据え、データ解析やデータに基づくレコメンドなど、大量データのハンドリングに関する豊富な知見・ノウハウを有するALBERTとの連携を強化し、適切なマーケティングソリューションを共同で提供していく。