DAC、スマホ向け電子書籍販促支援アプリ提供開始

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(DAC)は10月9日、スマートフォンユーザーが“楽しく書籍を選べる”Android向けアプリケーション「リコメン文芸部」の提供を開始した。
DACでは、株式会社博報堂と株式会社博報堂DYメディアパートナーズの横断プロジェクト「博報堂DYメディアパートナーズ・博報堂 出版ビジネスセンター」と、電子書籍領域への事業参入に共同で取り組んでいる。「リコメン文芸部」の提供は、出版社や書店のスマートフォン向け電子書籍販促支援の強化施策となる。
「リコメン文芸部」は、架空の読書サークル『リコメン文芸部』の顧問や部員たちがおのおの担当する4つのジャンルでコンテンツをおすすめするという内容。出版社や書店のキャンペーンアプリとしてカスタマイズすることが可能となっており、各社の「書籍リコメンドソリューション」として提供する。
メイン機能である“本多先生”は、ランダムに表示される5つの質問に答えていくとおすすめの3冊を推薦。株式会社本の雑誌が運営する「WEB本の雑誌」のプロの書評家が本アプリ向けに厳選し、書評を書き下ろした内容となっている。そのほか、部長の“もえこ”は「ライトノベル」、部員の“おたろう”は「コミック」、部犬の“わろ太”は「同人電子マガジン」を推薦するとのこと。