ブロードメディア、連結子会社6社を吸収合併し新セグメントで臨むも2021年1Q決算は減収減益

ブロードメディア株式会社は、2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)を発表した。

【連結経営成績(累計)】
売上高    :27億0500万円(前年同期比 3.5%減)
営業利益   :1億2900万円( 同 7.2%減)
経常利益   :1億3700万円( 同 25.0%減)
四半期純利益 :9000万円( 同 39.5%減)

ブロードメディアは、2020年4月1日付で、連結子会社6社(ルネサンス・アカデミー株式会社、ブロードメディア・スタジオ株式会社、ブロードメディア・テクノロジーズ株式会社、デジタルシネマ倶楽部株式会社、ブロードメディアGC株式会社、ハリウッドチャンネル株式会社)を吸収合併。事業セグメントも「教育」「スタジオ・コンテンツ」「放送」「技術」の4つのセグメントに変更した。
当第1四半期連結累計期間について、「教育」は増収だったが、その他3つのセグメントが減収となり、売上高は前年同期と比べ3.5%減少した。これにより営業利益も7.2%減。さらに前年同期に発生した保険金の受け取りがなかったこと等により、経常利益が大幅な減益となった。
連結子会社6社を吸収合併した効果等により税金費用が大きく抑制されるとともに、非支配株主に帰属する四半期純利益が減少。一方で、前年同期に発生した過年度法人税等の還付がなかったこと等が影響し、親会社株主に帰属する四半期純利益も大きく減少し、前年同期比でマイナスとなった。